上野動物園に5年ぶりとなるパンダの赤ちゃんが誕生し、上野の町がパンダで沸いています!5年前は誕生したものの残念ながら亡くなってしまっているので、今度こそ無事にすくすく育ってくれたいいですよね。
パンダの赤ちゃんがもたらす経済効果は、関西大学名誉教授の宮本先生によると約267億円(東京都内・1年間の試算)!去年広島カープが優勝した時の経済効果は約330円ということなので、パンダの赤ちゃん1頭誕生することがどれだけすごいことなのかわかります。
※この写真は上野のパンダではありません
国内のパンダ繁殖では和歌山県のアドベンチャーワールドが頑張っており、2016年9月に生まれたパンダは公募により「結浜(ゆいひん)」と名付けられ、今も元気に育っています。
上野動物園の赤ちゃんパンダは生まれたばかりなので、公開もまだまだ先とは思いますが、どうやら結浜(ゆいひん)と同じく、名前が公募される模様です。
今回はパンダの名前を考えてみたいと思います。
音を2回繰り返す名前
今回生まれた赤ちゃんパンダのお父さんは「リーリー」、お母さんは「シンシン」です。パンダと言えば、このように音を2回繰り返すイメージがありますよね。これはパンダの本場、中国に由来しています。
中国語にとって1音の名前、というのは親しみを込めて2回繰り返したり「小」を付けたりします。
例えば「芳」(ファン)さんだと、小芳(シャオファン)や芳芳(ファンファン)と呼ばれます。1音は中国語にはなじまないんですね。「小」は日本語でいうところの「ちゃん」にあたると思ってください。
張芳さん、という人がいた場合は「小芳」「芳芳」「芳姐」「小張」「張芳」と呼ばれ、「張」や「芳」と呼ばれることはありません。「張芳」と呼ぶと日本人の感覚から呼び捨てしているようですが、これもOKなんですね。
上野の赤ちゃんパンダの名前をつけるとしたら?
アドベンチャーワールドでは、伝統的に「浜」を付けているようですが、上野動物園にはそういったことはなく、また、親がリーリーとシンシンなら、やはり音を2回繰り返す名前がいいのかなと勝手に考えます。
上上(シャンシャン)
野野(イェイェ)
これはちょっと短絡的すぎますか・・・
親から1文字ずつとって
シリシリ
なんだか沖縄の料理みたいですね。(沖縄では千切りのことをシリシリというそうで、人参を千切りにして炒めた料理は人参シリシリというそうです。)
梅雨に生まれてたので
雨雨(ユーユー)
傘傘(サンサン)
とか。
性別も考慮しないといけませんが、現時点では不明ということです。→ 生後10日を迎えてから体重は2倍になりすくすくと元気に育ってくれています、そして性別はメスであると判明しました!雨雨(ユーユー)なら音の響きが女の子かな?名前の候補に出来そうです。
(追記) 名前は香香(シャンシャン)に決定しました!これは上上(シャンシャン)と同じだと思うかも知れませんが、細かく言うと違っていて、香香はXIANGXIANGで上上はSHANGSHANGです。