お正月といえば、年末から年越しにかけて行われる音楽ライブや、人気店には長蛇の列が出来る初売りや福袋などで盛り上がる一方、やはり神社にお参りして新年の挨拶をするのも日本の良き伝統だと思います。最近では、神社ではお願い事をしてはいけない、と言われることもありますが、やはりご利益があったら嬉しいですよね。
ここでは、縁結び、仕事運、金運にご利益があると言われている都内の神社を紹介します。
縁結びパワースポット
恋愛運をアップしたい女子は多いはず。いや、男子だって多いはず。初詣デートで彼氏と行ってもいいですし、グループでわいわい行くのも楽しいですよね。
今戸神社
住所 : 東京都台東区今戸1-5-22
時間 : 9:00 ~ 17:00
アクセス : 浅草駅各線から徒歩約15分
浅草駅からちょっと距離があるので、都営バスに乗って「リバーサイドスポーツセンター」で下車すれば徒歩2分になります。
この神社は招き猫発祥の神社としても知られていて(※)、お守りや御朱印帳に招き猫があしらわれているのがとてもかわいいです。以前、何の変哲もない日曜日に行ったのですが、社務所には20人くらい並んでおり、女子率100パーセントでした。
境内には招き猫がたくさん置いてありますが、植木鉢に猫の人形がのっていたり、とにかく猫がたくさんいます。
(※)招き猫発祥の地については、同じく都内にある豪徳寺(世田谷区)も有名です。
東京大神宮
住所 : 東京都千代田区富士見2-4-1
時間 : 8:00 ~ 19:00
アクセス : 飯田橋駅各線から徒歩約5分
伊勢神宮はちょっと遠いけどここなら行ける!東京大神宮は伊勢神宮の遥拝殿、つまり、伊勢神宮に参ったのと同様のご利益があるんです。「東京のお伊勢さま」と呼ばれたりもしてますね。
縁結び関係のお守りが他の神社より多いです。そしておみくじもちょっと変わっています。有名な歌人の恋の歌が記されており、香りがついていて、いい匂いのおみくじです。しおりとしても使えますよ。
ここも以前、何の変哲も無い日曜日に行きましたが、女子率が高かったです。おみくじは3角関係をほのめかす内容でしたw
仕事運パワースポット
1年の始まりに「仕事(勉強)頑張るぞ!」という気合を入れに行くのにふさわしい神社がこの2つ!
愛宕神社
住所 : 東京都港区愛宕1丁目5番3号
時間 : 9:00 ~ 17:00
アクセス : 神保町駅から徒歩5分
徳川家光の求めに応じて愛宕山の石段を馬に乗ったまま駆け上がり、梅花をとってきて賞賛を浴びた、と伝えられている石段、通称「出世の坂」があります。行ってみるとわかりますがめちゃめちゃ急です。こんなところを馬に乗ったまま登れるわけがない、と思うのですが、実際江戸時代以降にトライして成功された方がいるというのですから驚きです。
あまりに急で階段が怖い場合は、坂道から行く方法もありますよ。
今は高層ビル群で囲まれていますが、自然山として23区で最も高い愛宕山の山頂からは、かつて東京湾や房総半島が見えたといいます。
縁結びのご利益もありますので、カップルで行って男子は出世を、女子は縁結びを祈願、というのもいいかもしれません。
亀戸天神
住所 : 東京都江東区亀戸3丁目6番1号
時間 : 8:00 ~ 18:00
アクセス : 亀戸駅から徒歩15分
毎年5月になると咲く藤の花や11月の菊の花で有名な亀戸天神ですが、菅原道真をお祀りしていることもあり、学生さんに人気のスポットです。受験を控えている学生さんはぜひ!
金運パワースポット
2018年はとにかく金運を上げるぞ!という方はこちらの神社がオススメ。
小綱神社
住所 : 東京都中央区日本橋小網町16-23
アクセス : 人形町駅から徒歩5分
日本橋のオフィス群の中にこぢんまりと佇んでいる神社です。この神社は鎌倉の銭洗弁財天宇賀福神社と同様、お金を洗う「銭洗いの井」があり、洗ったお金が何倍にもなるといわれています。
また、強運厄除けの神様として崇められており、第二次世界大戦の際、この神社の御守を受けた兵士が全員生還されことや、東京大空襲の際は、社殿を含む境内建物は奇跡的に戦災を免れているそうです。
皆中稲荷神社
住所 : 東京都新宿区百人町1-11-16
時間 : 9:00 ~ 17:00
アクセス : 新大久保駅から徒歩1分
稲荷之大神による霊符を受けると射撃が百発百中になったという伝えから、宝くじ敵中にご利益があるという人気の神社です。2017年の年末ジャンボ宝くじの発売期間は11月27日(月)から12月22日(金)、抽選日が12月31日(日)の大晦日ということなので、初詣に行っていたら遅いかもしれませんが、その年の金運をアップさせておくにはいいと思います。
参拝の作法
参拝ではやはり基本的な作法は押さえておきたいもの。冬場は寒いですが、手水舎で身を清めてから参拝がいいですよね。
- 右手で柄杓を持って、水を汲み、左手にかけます。
- 次に柄杓を左手に持ち替えて、右手にかけます。
- 再び右手で柄杓を持って、左手に水を溜め、口をすすぎます。
- 口をつけた左手を清めるため、もう一度左手にかけます。
- 最後に柄杓を立てて、残った水で柄杓を洗います。
この一連の動作を一杯の柄杓の水で行うので、じゃばっ、とはできないです。
ご存知の「二礼二拍一礼」、鈴がある場合はどのタイミグで鳴らせばいいのかなって少し迷ってしましませんか?決まりはないようなのですが、お賽銭⇒鈴⇒二礼二拍一礼という流れが一般的のようです。また神社によっては礼の回数なども異なる場合があるので、案内に従うか、周りの人が参拝している様子を参考にしましょう。