
出典 thaizer.com
ディズニー映画「塔の上のラプンツェル」で注目を浴びたランタンを空に放つシーン。夜空にたくさんのランタンがゆっくりと上がっていく光景はとてもロマンチックで人々を魅了します。
このシーンのモデルになったお祭りがタイのランタン祭り!
今回はチェンマイで行われるお祭りについてチェックしていきます。
ランタン祭り、どんなお祭?
タイのチェンマイで毎年11月の満月の日に行われる仏教の祭事で、Yee Peng festival(イーペンフェスティバル)と呼ばれています。
また、同日には近くを流れるピン川にてロイクラトン(Loy Krathong) ― 日本で言うところの灯篭流し ー も行われます。ランタンは現地では「コムローイ」と呼ばれており、「コム」は熱気球、「ローイ」は打ち上げる、という意味があります。ブッダへの感謝の意を込めてランタンを打ち上げるんですね。その数、数万という規模です。
プミポン国王が亡くなられて間もないということで・・・
2016年10月プミポン国王が亡くなられ世界的にニュースにもなりました。絶大な尊敬を集めていたプミポン国王ですので、タイ政府は1ヶ月間弔意を示すよう国民に呼びかけ、各地は自粛モード。そんな中開催されたイーペンフェスティバルですが、主催者側はランタンの色は白や灰色を使うことを推奨し、毎年恒例の花火、ミスコン、音楽コンサートは中止になるという動きがありました。以前はピンク色のランタンを販売した業者がいたり、ランタンに漫画のキャラクターが描かれていたり、ユニークなランタンもあったようですが、この年はさすがに見られなかったようです。
2016年はスーパームーンとの共演も
11月14日は68年ぶりの巨大満月、スーパームーンが見られる日でもありました。ランタンとスーパームーンの共演も見られたようです。
台湾にもあった!ランタン祭り
タイはちょっと遠くて行けないという方、台湾ならまだ近いし行ける気がしませんか?台湾でも同じようなランタンを空に打ち上げるお祭りが旧正月に行われます。平渓天燈祭。
タイのランタン祭り同様、たくさんの人が空にランタンを放ちます。