漫画「進撃の巨人」は巨人が人間を喰らうというあまりに突拍子でグロすぎる設定でありながら、コミックは発行累計部数 6200万部、世界 20カ国でアニメ放送されるなどまさに進撃の勢い。
この度、7月29日から始まる進撃の巨人の舞台「ライブ・インパクト 進撃の巨人」のストーリーが少しだけ解禁になりました!
まずはおさらい、舞台化に関してはこちらをご一読ください。
目次
とにかくグロい
エレンは巨人になれる
ミカサは超強い、アルミンは弱いけど頭が超いい
プロローグ
トルスト区奪還作戦の提案
作戦の主軸
進撃の巨人、基礎知識
これまで漫画やアニメを全く見たことがないけど舞台は観に行く、という人は少ないと思いますが、人に誘われて全然知らないけど行くことになった、とかあるかもしれないので、ここでは舞台を観る前に知っておくといいことを列挙していきます。進撃をご存知の方はスッキプしてください。
とにかくグロい
人間が巨人に喰われるシーンが包み隠さず描かれているコミックやアニメ。小さい子供ならばトラウマになるような衝撃です。しかも、それがワンカットやツーカットの話ではなく連続します。今回の舞台でも、公式サイトでは「轟音。爆風。蒸気。血飛沫。誰も見たことのない表現で、誰も味わったことのないスケールで、巨人が、兵団が、あの戦いが、あの悪夢が目の前に現れる。」とありますので、グロさを包み隠さず演出すると思われます。心してください。
主人公のエレンは巨人になれる
舞台ではトルスト区奪還作戦が描かれます。この場面の最重要ポイントは、主人公のエレンが意識を持って巨人になれる、という点です。
困った時「きゃー」と叫ぶとよく分からない魔法が発動して危機を乗り越える、というような魔法少女と通じる点があり、どうしても巨人にならなければいけない、巨人になるんだ、という強い意志のもとでエレンは自ら巨人になることができます。
コミックやアニメのトルスト区奪還作戦では、巨人化する能力をうまくコントロールできず、巨人になった後も我を忘れて暴走するシーンが描かれています。
ミカサは超強い、アルミンは弱いけど超頭がいい
主人公エレンに思いを寄せる女の子ミカサは、兵の養成訓練を首席で卒業するツワモノ。トルスト区奪還作戦においては、巨人化し暴走するエレンを鎮めようと頑張ります。
エレン、ミカサ、アルミンはいつも一緒にいる3人組ですが、アルミンはとても頭がいい。そもそもトルスト区奪還作戦は巨人化するエレンに向けられた敵意識を解消するためにアルミンが提案したもの。アルミンもまた暴走した巨人化エレンの意識を覚醒させようと頑張る。
舞台化されるトルスト区奪還作戦とは
トルスト区奪還作戦は原作コミックでは3巻から4巻で描かれています。原作を100%忠実に再現するかは見てみないと分かりませんが原作での流れを簡単に書くとこんな感じです。
プロローグ
超大型巨人が5年ぶりに出現し。壁が壊される。壁の穴から巨人たちが次々に侵入していた。エレンたち巨人討伐のため初出陣、そしてエレンはアルミンをかばい巨人に捕食されてしまう。ミカサは動揺を必死に隠し任務遂行に邁進する。
そんな折、ミカサの窮地を謎の巨人が助ける。謎の巨人は次々と巨人をやっつけていき、そのうなじからエレンが姿を表す。
トルスト区奪還作戦の提案
巨人のうなじからエレンが出てきたことから、反逆罪の嫌疑を問われ3人は駐屯兵団に包囲され砲撃される。エレンはこれを巨人化して防ぎエルミンとミカサを守る。
巨人化できるエレンの能力が人類の希望となり得ることをエルミンは主張、トルスト区奪還作戦を提言する。
作戦の主軸
この作戦は、巨人化したエレンが大岩を運んで壁に開いた穴を塞ぐことを目的としている。穴を塞ぎ巨人の侵入を防ぐことでトルスト区を巨人から奪還しようとしたものである。
巨人化したエレンは初めは暴走していたものの、ミカサやアルミンの呼びかけもあり本来のエレンの意識が呼び戻される。駐屯兵団が他の巨人を引きつけている間に、エレンは大岩を運び穴を塞ぐことに成功。
舞台でもこのようなストーリー展開になっていくはずです。舞台でどのようにエレンの巨人化を演出するのか期待です。
おまけ
現在USJで開催中のクールジャパンでは立体機動装置のレプリカが販売されていました。結構いいお値段です。
(4月20日追記)
ワイヤーアクションのパフォーマーであり監督の方が舞台設備点検中に落下し死亡した事故を受けて、この舞台は中止となりました。
楽しみにしてたので非常に残念ではありますが、事故の原因が明らかになっていない(そして多分今後もはっきりとしたことはわからない)この状況では正しい判断だと思います。
心よりご冥福をお祈り致します。