東宝が初めてゴジラを公開した11月3日はゴジラの誕生日と言われます。去年公開された『シン・ゴジラ』では、初代ゴジラに敬意を示しゴジラが出現した日を11月3日と設定しました。
去年11月3日から、巨大不明生物が現れてからゴジラを凍結させるまで、ストーリーの一連の流れをリアルタイム実況するツイッターアカウントが話題になりました。
ここでは、そのツイッターに習い、時系列でまとめたいと思います。参照ツイッターアカウントは @shingoji_real です。これに、ジ・アート・オブ・シン・ゴジラの情報を付け足してあります。
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11月3日 | |
8:15 | 東京湾内羽田沖に漂流中の船舶ありとの通報 |
8:27 | 海保<はまなみ>、漂流中のプレジャーボートを発見 |
8:30 | 東京湾アクアライントンネル上り線2.5kmポスト付近にて崩落事故発生 |
8:31 | 官邸連絡室設置 |
8:32 | 東京湾アクアライン全面通行止め |
8:35 | 矢口と志村が首相官邸5階で会話。 志村「集約センターから第1報連絡です。アクアトンネル上り線で亀裂による浸水。詳細は不明ですが車両数台が巻き込まれた模様です。先ほど、官邸連絡室が設置されました。緊(急)参(集)チームに参集指示が出ています」 |
8:42 | 首相官邸地下の官邸危機管理センターに緊参チームが集合。海保<いぬわし>、水蒸気煙を確認 |
8:43 | 官邸対策室に改組。郡山危機管理監「状況が不可測だ。今後は複合的いな初動対応が必要と思われる。官邸対策室に改組する」 |
9:25 | 矢口、スマホで巨大不明生物の動画を見る。首相、官邸に到着。 |
9:30 | 東京湾における水蒸気爆発等複合事案に関する総理レク(チャー)開始。 |
9:35 | 赤坂「矢口、総理レクは先に結論ありきの既定路線だ。いい加減かき回すのはやめろ」 |
9:40 | 第1回アクアトンネル浸水事故及び東京湾における水蒸気爆発に関する複合事案対策会議開始 |
9:47 | テレビ速報、東京湾浮島沖に巨大な九尾。 東官房長官「事態急変のため、会議を中止します。関係閣僚は至急、総理執務室へ」 |
9:50 | 総理執務室にて会議開始 |
10:27 | 巨大不明生物、移動開始 |
10:28 | 巨大不明生物により首都高湾岸線多摩川トンネル崩落 |
10:30 | 第1回巨大不明生物に関する緊急有識者会議開始 |
10:42 | 巨大不明生物、呑川遡上開始 |
10:50 | 第1回巨大不明生物に関する緊急有識者会議終了 |
11:07 | 尾頭「この動き。基本は蛇行ですが、補助として歩行も混じっていますね。エラらしき形状から水棲生物と仮定しても、肺魚のような足の存在が推測出来ます」 |
11:31 | 首相の会見「巨大不明生物の上陸は、あり得ませんので、都民、国民の皆様、どうか御安心下さい」 |
11:32 | 巨大不明生物、蒲田に上陸 |
11:50 | 第1回巨大不明生物に対する緊急災害対策本部の設置に関する閣僚会議 |
12:14 | 東官房長官の会見「先程政府は、東京に上陸した巨大不明生物に関する緊急災害対策本部を設置いたしました」 |
12:27 | 都庁、官邸から避難処置の指示を受理 |
12:46 | 都知事、有害鳥獣駆除のため自衛隊に治安出動の要請を決意「このままでは、被害が拡大するばかりだ。公安委員会に連絡を取ってくれ。政府が動かないから、とから有害鳥獣駆除として、自衛隊の治安出動要請を出すしかない」 |
12:52 | 官邸にて災害緊急事態の布告と自衛隊の防衛出動についての検討開始 |
13:02 | 記者「先程、初の災害対策基本法の災害緊急事態の布告を総理が宣言。巨大不明生物に対し、自衛隊初の防衛出動が決定されました。緊急措置として国会の承認を事後に回し、害獣駆除を目的とした、戦後初の武力行使命令を総理が下した模様です」 |
13:05 | 財前統合幕僚長「陸上部隊は住民の避難誘導優先で対応できない為、即応可能な回転翼機を主力とした作戦を立案しました」 |
13:08 | 陸上自衛隊木更津駐屯地から東部方面航空隊第4対戦車ヘリコプター第2飛行隊 AH-1S4機離陸 |
13:15 | 巨大不明生物、移動停止 |
13:16 | 巨大不明生物、直立歩行を開始 |
13:20 | AH-1S、北品川付近へ到着 「目標が報告と違う」 |
13:22 | 「射撃待て!」 |
13:25 | 巨大不明生物、天王洲運河より離岸 |
11月4日 | |
13:00 | 巨大不明生物被害政府調査団、矢口「いえ、2時間あっても、初期対応が至らず、残念です」 |
14:00 | 総理執務室にて総理レク。 財前統合幕僚長「現在、監視体制を強化し、千葉沖と相模湾沖の哨戒を海自が遂行していますが、相模トラフに潜伏中となると、早期発見は困難です」 |
14:13 | 自衛隊、巨大不明生物の再上陸に対する第1次、第2次に分けた防衛計画策定に入る |
18:30 | 政府、巨大不明生物の専従調査班を新設の方向。矢口官房副長官を事務局長に |
19:00 | 矢口、巨大不明生物特設災害対策本部の人選を泉政調副会長に依頼。 矢口「防衛計画は市ヶ谷に任せて、官邸内に新たな専従調査班を設置する事になったんだ」 泉「巨災対だろ。君がその事務局長を拝命したと聞いてる。出征してるな。いい事だ」 |
11月5日 | |
13:00 | 巨大不明生物特設災害対策本部設置、メンバー集合 |
13:05 | 安田「冗談ポイです、尾頭さん。あり得ませんよ」 |
13:30 | 横須賀の米空母が緊急出港 |
13:35 | 矢口、原子力規制庁に電話。 監視情報課長「ハイ、上から止められているので公表を差し控えていますが、都内各地の放射線モニター空間線量に軽微な上昇が認められます」矢口「何処から漏れていると考えられますか?原発ですか?」 |
13:40 | 巨大不明生物の進行ルートとサーベイデータの一致が確認される。安田「わあっ!わあっ!ああ….こんなんありかよ!」 |
13:50 | 官房長官執務室。矢口、森戸、赤坂とともに東官房長官と面談。 矢口「しかし、いくら軽微とはいえ放射線物質の案件です。会見を急ぐべきです」 東官房長官「そうだな、私がやろう。総理には話しておく。5分でいい、この後、総理レクを入れてくれ」 |
14:30 | カヨコ・アン・パタースン特使、矢口と面会。牧悟郎の存在が明らかに。 カヨコ「現政権のレポートを読んで、私が判断したの。過去も興味深い。使えそうな人物として RANDOU YAGUCHI がベターな選択。不服でも?」 |
15:00 | 警察庁長官官房長執務室。 本部刑事局長「こんな時に人捜しですか」 官房長「矢口副長官からだ。彼の先代には世話になった。最優先で頼む。鑑取りにどれだけ人を割いても構わん。最優先で頼む」 |
16:00 | 牧悟郎に関する書類を渡す。矢口「元教授の最後の足取りです」カヨコ「さっすが、おばあちゃんの国。仕事が早い」 |
16:15 | 東官房長官「ゴジラ、ですか?」 赤坂「こんな時に、名前なんかどうでもいいでしょう」 総理「まぁ、米国に由来があるならそれもいいじゃないか。名前は付いている事が大切だ」 |
16:30 | 「先程、政府首脳が非公式に巨大不明生物をゴジラ、ゴジラと呼称するとの談話を発表しました」 |
19:00 | 官房副長官執務室。矢口とカヨコ、海洋投棄された放射性廃棄物をゴジラが食べた? |
19:30 | カヨコ、牧元教授が残した幾何学模様を巨災対に共有。 「私の権限で知りうる情報はここまで。ここからは personal service!」 「私も専門外でよく理解できないけど、構造レイヤーの解析表らしいの。彼が本国に残していた最終データには意図的な空白があり、解析不能だった。やはり、これと合わせると完全版になるみたい」 |
11月6日 | |
14:00 | 監視情報課長「検出されたがンマ線の波長が、既存のそれと一致しません。大発見ですよ。ゴジラでしたっけ?その体内には未知の新元素が存在しています」赤坂「DOEも絡んだ米国の素早い動きは、これが事由か。データを対策室に。総理に連絡だ」 |
14:30 | 総理レク。ゴジラと新元素、放射性物質について |
19:00 | 巨災対がゴジラの冷却システムに気がつく。間准教授「そうか。冷えてないんだ」 |
19:45 | 官房副長官執務室にて矢口レク。 間准教授「ゴジラは恐らく体内に原子炉の様なシステムを有していて、背びれ等から常時放熱をしている。だがそれは余熱調整の補助で、メーンは血液流を冷却機能としている可能性が非常に高い!」 尾頭「停止されるとゴジラは生命維持のため、自ら反応炉をスクラム状態にせざるを得ないと思われます。その家庭で急速な冷却を必要とするので、死に至るかは不明ですが、少なくとも活動の凍結は可能です」 森「これを矢口プランとして、総理への提案をお願いします」 |
11月7日 | |
11:35 | ゴジラ、鎌倉に再上陸 |
11:40 | J-ALERT発動、Em-Net発動 |
11:42 | 首相ら、官邸地下危機管理センターに集合 |
12:10 | ゴジラ、鎌倉市街を抜け、釜利谷方面へ進行中、3時間以内に都内侵入の可能性あり |
12:41 | 総理、ゴジラ迎撃作戦を自衛隊に下命 矢島統合幕僚副長「総理から新たな作戦の実施が下命された。武器使用は無制限までを想定。防衛大臣からは、いざとなったら徹底的にやれ。必ず都内侵入前に駆除せよ、との事だ」 |
13:05 | 山岡東部方面総監「よし、川崎側を主戦場とする駆除作戦、B-2号を発動せよ」 三木東部方面総監部幕僚長「了解。多摩川を絶対防衛ラインと想定するB-2号、タバ作戦を開始」 |
13:30 | 青森県三沢基地、爆走したF-2戦闘機が離陸 |
14:00 | 「戦車及び特科大隊、丸子橋方面へ配備中」 |
14:30 | 多摩川浅間神社の展望台に前方指揮所が構築 |
15:44 | 戦車大隊、丸子橋緑地に集結完了 |
16:15 | 「会敵予想時刻まで、後8分」 |
16:24 | 自衛隊、ゴジラに攻撃開始 |
16:25 | 対戦車ヘリ、距離1200で偵察射撃を開始。コブラ20mm、次いでアパッチ30mm機関砲を発射 |
16:27 | 総理「今より武器の無制限使用の許可します」 |
16:28 | 対戦車ヘリ、距離700でTOW、ヘルファイア全弾発射 |
16:30 | 山岡東部方面総監「作戦をフェイズ2に移行する」 西郷タバ戦闘団長「タイガー1、CP、タバ作戦フェイズ2を開始。射撃開始、繰り返す、射撃開始、送れ」 |
16:33 | 特科大隊射撃開始。99式155mm榴弾砲、96式多目的誘導弾システム発射 |
16:35 | 陸上自衛隊富士駐屯地から多連装ロケットシステム自走発射機 M270 MLRS発射 |
16:38 | 山岡東部方面総監「作戦をフェイズ3に移行直ちに航空攻撃を開始」 F-2、JDAMを投下 |
16:39 | ゴジラ、北西へ針路転進。F-2、JDAMの第2波低下 |
16:40 | ゴジラ、丸子橋を吹き飛ばす |
16:41 | 「目標、多摩川を越え、東京都に侵入」 「前方指揮所壊滅、タバ戦闘団、指揮機能喪失」 |
16:45 | 花森防衛大臣「ああっ!総理、残念ですが、ここまでです」 総理「分かった。作戦を終了する」 |
17:22 | 政府、日米安全保障条約に基づき、米軍にゴジラ駆除支援を要請 |
17:45 | 都内、グリッド状の停電が起きる |
18:05 | 郡山内閣危機管理監「市ヶ谷も有明も危険です。直ちにここを退去し、官邸機能を立川予備施設に移管する必要があります」 |
18:10 | 官邸内に退去命令のアナウンスが流れる |
18:30 | ビル越しに初めて肉眼でゴジラを見る矢口「あれが、ゴジラか」 |
18:31 | 米軍空軍B-2爆撃機、地中貫通型爆弾MOPII2発を連続投下 ゴジラ、背部から出血 |
18:32 | ゴジラ、背部放射器官発光、詳細不明 |
18:33 | ゴジラ、放射線流を口から放出。B-2、1番き撃墜 |
18:34 | B-2、2番機3番機から計4発のMOPIIが投下 ゴジラ、背部から放射線流を放出 |
18:35 | ゴジラの放射線流により、総理以下8名を乗せた特別輸送機が撃墜 |
18:45 | ゴジラ、エネルギーが尽き、休眠 |