のぶみさんプロフィール

出典 : Wikipedia
- 1978年4月4日生まれ
- 東京都品川区出身、現在は練馬区在住
- 1999年「ぼくとなべお」(講談社)でデビュー
今年デビューから17年目となる絵本作家のぶみさん。出版した絵本は160冊を超えるそうです。公式ホームページによると、小学生の時にいじめによる自殺未遂を2回経験、強くなるぞ!と方向転換し高校生の時には池袋連合総長。19歳の時に好きだった女の子が「好きな人は絵本を書く人」という理由で絵本を書き始めたとか。暴走族の総長から絵本作家とはずいぶんとギャップがありますね!
Sponsored Link
どんな絵本を書いてるの?

出典 : あかね書房ホーム-ページ
「しんかんくん」シリーズ
「おひめさまようちえん」シリーズ
「ぼく、仮面ライダーになる!」シリーズ
などがあり、海外で翻訳出版されている作品も多数あるそうです。また、のぶみさんは2人のお子さんがいて、絵本はすべてその子たちのために書いているので、主人公はお子さん2人となっています。なんとも素敵はパパですね!
2015年7月に出版された、絵本には珍しく死をテーマにした「ママがおばけになっちゃった!」は10万部を突破したそうです。内容はタイトルのままなのですが、読んでみると前半は結構笑えます。そしてその後にきちんと落とし込んでいき、じーんときました。色鉛筆を使っていることが多いのでしょうか、とても暖かく懐かしい感じがします。
余談ですが絵本ナビでは全ページ一回だけ試し読みができますので、読んだことがない方はチェックしてみてはいかがでしょうか。(サービス利用には会員登録が必要です。)
のぶみさんのすごいところ
暴走族の総長から絵本作家への転身もスゴイですが、もしかしたら本当にすごいところは、あきらめずに絵本を書き続けたことではないか、と思います。全くの素人から作家になるなんて、簡単ではないことは明らかです。しかも、一番最初の理由が好きな女の子が絵本好き、というだけですからね。ちなみにこの女の子は現在のぶみさんの奥さん、素敵ですね!
たくさんの絵本を読み、自分も書き、自分で読んで、出版社に持ち込んで・・・。何年も売れない日々を過ごしてもなお、絵本を書き続けられた情熱は一体どこから湧いていたんだろうなと思います。デビュー前に書き溜めた絵本は、積み重ねていくと天井に届くそうです。普通はそんなことになる前にあきらめてしまいそうですよね。
Sponsored Link
何年もかけて見つけた答え
書き続けた先にのぶみさんが見つけた答えがまた素敵なのです。そう、それは自分の子供たちのために書くこと。一番身近にいる子供たちが楽しむことのできる絵本を書くこと。探し物はいつもすぐそばにある、とは言いますがなかなか難しいもの、やっと見つけた答えだからこそ、その後は迷わずにより描き続ける情熱が生まれるのだと思います。
まとめ
小さいころ、私のお気に入りの絵本は「ねずみくんのチョッキ」でした。ねずみくんが赤いチョッキを自慢していると、僕にも着せて、僕にも着せて、とくまさんやぞうさんがねだるから、しまいには伸びて大きくなってしまう、というような話だったと思います。大人になった今でも、ぼんやりとはしていますがストーリーや絵は覚えていて、とても大切な記憶だなぁと感じます。近々友達に子供が誕生する予定です、のぶみさんの絵本をプレゼントしようかな。