5月28日に放送された『世界の果てまでイッテQ』の、1週間でバク転をマスターするイモトの企画内において、最新の自撮りドローンが紹介されていました。
かなり高性能だったので日本国内における販売状況などを書いていきます。
Hover Camera Passport
名前はタイトル通り、ホバーカメラパスポートと言います。中国で開発されたドローンです。値段や機能をざっと書いていくとこんな感じ。
- 国内では Apple Store から発売中
- 税込 60,800円
- 電源を入れて手を離せば飛行開始
- 事前に顔認証をさせておくと、自動で追跡してくれる
- 4K動画も取れる
- ピースをすると写真撮影してくれる
- 自転車くらいのスピードなら余裕でついてくる
Apple から販売で、iPhone や iPad にアプリを入れ飛行中のドローンを手動でコントロールするスマホ連携もあります。最近は Go Proに代表されるアクションカメラや360度カメラのほとんどがスマホとwifi接続して遠隔操作ができるようになっていますね。
番組で紹介していた映像からは飛行中の音がどれくらいかはわかりませんでしたが、軽量設計の点からそううるさくないはずだと思います。羽は4枚ついています。
ちなみにドローンは中国語で『無人駕駛飛機』。『駕駛』は運転、『飛機』は飛行機を示し、直訳すると無人運転飛行機って感じになります。ただこれはかなり堅苦しい言い方で、一般的には『空撮機』(コンパイジーと読む)と呼ぶようです。このホバーカメラは2016年春頃には中国国内で既に注目を浴びており、自撮りの神器(自撮神器)と称すメディアもいました。
ドローン市場は急速に拡大しており、小型化・高性能化・値段の低下が感じられますが、まだまだ一般の人が買うには高いです。街中では勝手に飛行させると問題となるケースもあるでしょうし、自撮りドローンが普及するにはもう少し時間がかかりそうです。