「はたらく細胞」面白くて為になる!体内の細胞をネタにしたアニメ

「はたらく細胞」は体の中の細胞をテーマにした作品。「月刊少年シリウス」で2015年3月から連載されている漫画が2018年7月からアニメ化され放送されています。

体内を大きな都市と捉えて、そこで働く細胞を擬人化し、どんな時にどんな細胞がどう働くのかをコミカルに描いています。高校生物くらいの知識があるとかなりの単語を理解できると思いますが、全く知識がなくても、それぞれに説明が入るのでわかりやすくなっています。

擬人化された細胞たち

1話「肺炎球菌」で出てきた細胞を紹介していきます。

赤血球

主人公となるのは赤血球が擬人化された女の子、普通にかわいいw。ヘモグロビンを多く含むため赤いことから、赤い帽子に赤いジャケット、赤い靴を履いており、ダンボールに見立てた酸素や二酸化炭素を運んでいます。

赤血球の数は男性420-554万個/μL 女性384-488万個/μLととにかくたくさんたくさんあるので、赤血球もたくさん出てきます。

白血球

体内に侵入した細菌などをやっつけてくれる頼もしいやつです。アニメの中では全身白く、イケメンの白血球が人気です。登場シーンは侵入した細菌をナイフでやっつけるというちょっと過激なシーンです。

血小板

血液に含まれる血液成分の一つ。血管が傷ついた時にふさぐ役割を持ちますが、なぜか幼稚園児くらいの子供として描かれていてかわいい。

肺炎球菌

第1話では体内に侵入した肺炎球菌を、白血球がどのように対処するのか、というテーマになっています。最終的にはくしゃみとなって体外へ出す、というエンディングでしたが、そのオチまでに肺炎球菌がどのような悪さをするのか、白血球との攻防ではどういう武器を持っているのかなど、為になる小ネタが連発していきます。

キラーT細胞

白血球の仲間。「肺炎球菌は栄養要求性が高く、養分を運んでるお前ら赤血球がターゲットになるんだよ!」と赤血球ちゃんを怖がらせます。こうしたセリフに、いちいち「へー!」となりますね。

擦り傷でも体内では大変な大騒ぎ

第2話では擦り傷がテーマになっています。子供はよく擦り傷を作りますよね、表面的な大したことがなくても、体内ではその処理で大変なことが怒っている様子です。こんな感じだそうですw

外からの刺激によって血管外壁が崩壊しているところですね。

傷口からは黄色ブドウ球菌が次々と侵入し、白血球が応戦。体内はまさに修羅場と化します。

アニメになってくれたおかげで体のしくみをよりわかりやすく理解することができるようになりました。全13話を通して体内の様々な仕組みを知ることができます。

第1話 肺炎球菌
第2話 すり傷
第3話 インフルエンザ
第4話 食中毒
第5話 スギ花粉アレルギー
第6話 赤芽球と骨髄球
第7話 がん細胞
第8話 血液循環
第9話 胸腺細胞
第10話 黄色ブドウ球菌
第11話 熱中症
第11.5話 熱中症 もしポカリスエットがあったら
第12話 出血性ショック(前編)
第13話 出血性ショック(後編)
特別編 風邪症候群

誰もが聞いたことのあるけどよくわからない花粉症やがん細胞から、何それ?と思うような胸腺細胞もあって勉強になります。

高校生物の授業にも役立つお話もあるので、「生物は覚えることばかりで好きじゃない」っていう高校生の方は是非見てみてください!


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