HGシリーズの第3段であるHGクライマックス。9月下旬に発売となっています。
まずはこれまでのHGシリーズとともにクライマックスの概要を整理すると、こんな感じ。
HG1
ゴジラ1954、ゴジラ1989(ビオゴジ)、ゴジラ2016(シン・ゴジラ第4形態覚醒前ver.)
HG2
シン・ゴジラ第1形態、第2形態、第3形態、第4形態(覚醒ver.)
HG3(クライマックス)
・第4形態昼間カラーver.
・第4形態凍結ver.
・第4形態雛形カラーver.
・第2形態雛形カラーver.クリアー成形
クライマックスの一番の目玉は、これまでのHGでフィギア化されていなかった凍結ver.です。雛形カラーver以外はゲットしましたので、ひとつずつ見ていきましょう。
第4形態昼間カラーver.
覚醒している状態の昼間カラーということですので、ヤシオリ作戦時に暴れているゴジラの様子ですね。
雛形はHG2の第4形態覚醒ver.と同じですが、色が赤っぽいです。
これだとあまり赤みを感じられませんが、HG2と並べるとよくわかります。左がクライマックスです。※ゴジラを横に倒してます。
HG2と同じく、下顎のパーツが付いてくるので、口を大きく開いている様子も再現できます。
第4形態凍結ver.
ヤシオリ作戦で血液凝固材をゴジラに経口投与。
ゴジラは原子炉のようなものを体内に有していて、血液によって冷却している。血液の流れを阻害すると、生体維持のため、自ら反応炉をスクラム状態にせざるを得ず、その過程で急速な冷却を必要とするので、死に至るかは不明ですが、少なくとも活動の凍結は可能、ということで冷却したんですね。
それがこちら。
凍結を表現しているので、色は白黒。東宝墨絵スィングシリーズに似ています。また、発売前から話題になっていた尻尾に現れる第5形態ですが、何となく再現されています。人型に見えるかどうか、と言われると、見えませんが、ガチャポンの限界に挑んでいることはさすがのバンダイです。
尻尾の造形はHG1のゴジラ2016と似ています。
第2形態雛形カラーver.クリアー成形
言わずと知れた第2形態、通称「蒲田くん」。
HG2と並べると質感の違いがよくわかります。
上がHG2、下がHGクライマックスです。クリアー成形によって海から上がった生物感があり、よりリアルになっています。