シン・ゴジラ、ユリイカ2016年12月臨時増刊号で特集

芸術評論誌ユリイカ2016年12月臨時増刊号「総特集Ω『シン・ゴジラ』とはなにか」。公開から半年近くたって、感想も出尽くした感がありますが、ここにきて新たに特集が組まれたシン・ゴジラ。まだまだ熱が下がりそうもありません。


ユリイカ 2016年12月臨時増刊号 総特集◎『シン・ゴジラ』とはなにか

シン・ゴジラ第5形態?

書かれる俳優のインタビュー記事や評論はネタバレもOKなのか、映画の詳細が頻出しています。たぶんこの本を買うのは映画を見て、「あれってどういうこと?」って思った人が買うのでいいのかな。

この本の最大の読みどころは、割と最初のほうに掲載されている巨災対メンバー間教授を演じた塚本晋也さんのインタビューです。

ずっと腑に落ちていなかった問題 ー 最後のシッポの意味 ー を見事に解決してくれました。もうそれだけでもこの本を買う意味があるのではないかと思ったほどです。もちろん様々な解釈があって、どれが答えというわけでもないのですが、あぁそういうことだったのか!とすんなり入っていく感じです。

東日本大震災や原発、自衛隊などこれまでもシン・ゴジラとともに語られてきた事柄はこの本でも重複するものの、総じて圧倒的な文章量で読み応えは抜群。このまま「ジアート オブ シン・ゴジラ」の発売までいいつなぎになりそうです。

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