離婚率の高い職業ランキング

結婚したときは幸せいっぱい、でも年数が経つにつれてお互いが空気みたいになったり、不倫やDVなどで離婚となるケースは今や珍しいことではありません。

日本では実に3組に1組の割合で離婚が発生しています。ちなみに「日本の統計2017」によると、平成27年の離婚件数は約23万件となっています。

理由は様々ですが、従事している職業によって離婚しやすさ・しにくさがあることは確かです。職業が離婚原因になるとき、そこには賃金、仕事から受けるストレス、労働時間、異性と接する頻度の高さなど、さらに様々な要因が考えられます。

ここでは2016年500人を対象に行われたリサーチを元に、日本で離婚しやすい職業のトップ3を見ていくとともに、その原因について考えたいと思います。

離婚しやすい職業ランキング

ワースト3位:医者

医者との結婚は女性が憧れそうですが意外にも離婚に至る傾向が強いようです。勤務先の病院や雇用形態にもよりますが、原因として考えられるのは、夜勤や休日が少ないことで家族と過ごす時間が取りにくいことが挙げられます。

医者 = お金持ちと結婚なんて羨ましい!と思われそうな医者との結婚も寂しい生活が待っている可能性がある場合は冷静に考えた方が良さそうです。

同率ワースト3位:IT系会社員

プログラマーやシステムエンジニア、Webデザイナーなど様々ですが、IT系は総じて長時間労働が多い業界です。現在は働き方改革が叫ばれブラック企業は淘汰される風潮がありますが、納期が迫っていたり、システム障害が起きようものなら対応せざるを得ません。

もともと夜型の人が多い職業でもあり、家族とのすれ違い、生活時間のズレが起きやすいことが離婚の要因と考えられます。

ワースト2位:経営者

やはりこちらも高収入な職業。もちろん倒産などのリスクがあり、人生がジェットコースターになる可能性もあります。仕事の付き合いも多く、やはり家族との時間を取りづらい場合は離婚に至るケースが多いようです。

ワースト1位:看護師

ワースト3位と同様、夜勤などで家族とすれ違いが起きやすいことや、女性の場合は看護師であれば離婚後も経済的に自立できることが離婚へ踏み切る要因となっていることがあります。



共通点は

パートナーや家族との時間を取れるかどうかがとても重要であることがわかります。お金があっても生活を共にできないと、結婚を維持していくことが難しくなります。

このリサーチは500人がもとになっているので、もちろん身の回りでは違う状況であることも十分考えられますが、結婚生活を維持すること・離婚を回避することにおいて大切なのは時間の共有であることは間違いないでしょう。

ただそうは言っても、生活を維持するには働かなければなりませんし、本人の意思とは関係なく激務に追われ家族に寂しい思いをさせている人もいるはずです。

そのような状況にいる人は、家族との連絡を密にすることをまず考えましょう。今はスマホでビデオ通話が簡単ですし、ほんの数分でも顔を見て話すというのはとても大切です。

離婚率は都道府県でも違いが見られます。

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