東日本大震災から3月11日で丸6年。まだたくさんの方が元の生活に戻れないでいること、まだたくさんの方が行方不明であること、わかってはいるものの日々の生活の中で少しずつ薄れていく防災への意識を今一度高める時です。
yahooニュース、2017年3月9日の記事によると、東日本大震災の周辺では今後も大きな地震が起きる可能性があることを伝えています。
政府の地震調査委員会は9日、マグニチュード(M)9の東日本大震災の余震が起きている場所とその周辺では「今後も長期間、規模の大きな地震が発生する可能性がある」との評価をまとめた。
2004年のインドネシア・スマトラ島沖地震(M9・1)では、震源域の周辺では約7年半後にM8・6、約11年後にM7・8の地震が起きた。平田直委員長(東京大教授)は「今後も油断しないでほしい」と話した。
その他の地域でも、日本で生きているならばいつか大きな地震が来るということを忘れてはいけません。
ここでは僕が備えているものを紹介しながら、選んだ理由、選び方のポイントを書いていきます。
防災リュックの購入
手っ取り早く必要なものをそろえるには市販されている防災セット、防災リュックを購入するのが良いです。商品によって入っているもの、種類、一人用またはファミリー用などいろいろあって、値段も安いものだとリュック付きで3千円くらいからあります。
僕は熊本震災の直後から防災リュックを探して、選択肢を以下の2つに絞り、最終的にはLA・PITA(ラピタ)を購入しました。
理由は後述します。
震災の直後で注文が殺到していたようで、4月に注文して届いたのが10月でした。2017年7月現在の注文でははそんなに時間はかからないようです。
以下セット内容と、僕がこの商品のいいなと思っていることを挙げていきます。
防災セットの中身は?
最終的にラピタを購入するに至った理由を挙げていきます。
■非常用持出袋
テントにも利用されるターポリン生地を採用しているため軽量で丈夫。
⇒ 防水性の高い素材を使用しており、止水ファスナーなので、地震だけでなく、洪水やゲリラ豪雨の時の避難にも持ち出せます。
⇒ ヘルメットをカバンから出せばスペースができるので、自分の好きなお菓子や衣類を入れておくことができます。
⇒ 反射板が肩紐やカバンの取っ手にもついているので発見されやすいかも。
■スマホ対応ダイナモライト
スマートフォンにも充電可能なライト。手回し発電が可能。
⇒ ほとんどの防災リュックに付属されている商品かと思いますが、大切なのは実際にスマホを充電できるか、ということですよね。モノによっては手回しの速度などにより発電される電圧が安定せず、充電できたりできなかったりを繰り返してしまうものもあるようですので要注意です。このダイナモライトはばっちり安定した充電が可能です。
■ウォータバッグ3L
非常時にはかかせない水を保管できる給水袋。
⇒ これは盲点でした。東日本大震災時のニュースでは、給水車からスーパーの袋に水を入れてもらっている場面がありましたが、水を運べるものはとても重要。僕がこのセットを選んだ理由のひとつです。3Lとちょっと小さめなので、別途買い足してもいいかと思います。
■国家検定品ヘルメット
安心の日本製。アジャスター付きだから、サイズの調節が可能。
⇒ ヘルメットが付属品として入っている防災リュックは割と少ないです。でもあると安心。ヘルメットはリュックの外に出して玄関に吊るしてあります。その分リュックにスペースができるので、非常力の付け足し分などを追加で加えることができます。
■蓄光ホイッスル
日本音響研究所監修の大音量95dbホイッスル。蓄光素材が暗闇での目印に。
⇒ 僕はカバンの肩紐に括り付けていつでも吹けるようにしてます。山登りが趣味の方はそっちでも使えます。
その他
■ハイブリッドレスキューシート
寒冷時は熱を吸収しやすい金を表面に、炎天下では熱を反射しやすい銀を表面に。
■トイレONE3枚入り
1枚で2~3回使用可能な非常用トイレ。凝固剤不要タイプ。ポケットティッシュ付き。
■簡易救急セット
応急手当の必需品を集めた応急手当セット。ケース付き。
■ポケットレインコート
雨天時にかかせないレインコート。ポケットサイズなのでかさばらず持ち運びに便利。
■マスク
ホコリが舞うガレキ処理や避難生活時の必需品です。
■軍手
■エアーマットGORON
付属のストローから空気を入れて、簡単に膨らませることができます。安心品質の国産エアーマット。
■目かくしポンチョ
野外での着替えやトイレの際にスッポリ体を隠すことができます。
■簡易寝袋
外気をシャットアウトし、体温を反射させることで体を温められます。
■7年保存白米
■7年保存わかめ御飯
■7年保存五目ごは
■7年保存水×3本
軍手や目隠しポンチョは正直100円均一でも買えるかとは思います。
防災セットに加えるとよいもの
上記のセットに加えて、僕は以下のものを揃えました。
■布ガムテープ
モノを運ぶにも、穴をふさぐにも、とにかくいろんな用途が期待できるガムテープ。
■絶縁テープ
100円均一で買えます。電気系統のちょっとしたトラブルには使えるようです。
■シャベル
これはシン・ゴジラの記事を書いたときにお世話になった現役陸上自衛隊のKさんにアドバイスされたものです。こういうのです。
キャプテンスタッグ シャベル スコップ スチール FD バッグ付M-3249
トイレに行きたいけど、外でしないといけない状況で穴を掘って用を足す、また穴を掘って寝るとちょっと暖かいそうです。実際の自衛隊の演習ではそういうこともあるようで。
車をお持ちの方はもうちょっと大きなスコップを常備しておくと、泥の掻き出しやちょっとした瓦礫の処理に使えます。
■火をおこす道具
キャンプやアウトドアがお好きな方は持っていると思います。お湯を沸かせないとカップラーメンもたべられません。お湯を沸かすためのキャンプ用お鍋もあるとばっちりです。
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この他に、下着、保険証や運転免許証のコピー、頭痛薬などの常備薬、あと、女性の場合は生理用品も必要ですよね。日頃の備えがいざというときに身を守ると思います。備えあれば憂いなし!