今年も静岡県浜松市の航空自衛隊浜松基地で航空祭、エアフェスタが行われます。2016年の来場者数は13万5,000人という大人気イベント。浜松基地には広報館であるエアーパークが併設されており、フライトシミュレーターやパイロットのフライトスーツ体験試着などがあり、大人から子供までワクワクすること間違いなしです。
航空祭の内容を早速チェックしていきましょう!
日時
平成29年10月15日(日)に開催されます。
午前9時~午後3時まで。入場無料!
アクセス
車の場合
- 基地内駐車場は11名以上の観光バスやマイクロバス専用です。
- 基地外駐車場は抽選、抽選はすでに終了しています。
- 併設されているエア・パークの駐車場(一般乗用車約145台・無料)があります。航空祭開催日も駐車できるみたいですが限られているので公式ホームページには下記のような注意書きがあります。
※土曜・日曜・休日等(イベント開催日・浜松基地航空祭開催日、開催前日含む。)は、駐車場が満車となる場合がありますので、ご注意願います。なお、一般乗用車での来館が大半で、全体的に駐車可能台数が少ないため、団体事前連絡等による駐車スペースの予約はできませんので、ご了承願います。
バス
浜松駅の乗り場
浜松駅からシャトルバスが運行されます。浜松駅にはバスターミナルがありますが、そこからではなくて、アクトシティ南側道路からバスが出ます。まずはアクトシティ2階の乗車券売り場にて、乗車券を買ってください。大人440円・小学生220円(往復割引はありません)。
<浜松駅→エア・フェスタ会場> 始発便7:30発 ・ 最終便13:00発(予定)
出典:遠鉄バス
基地内の乗り場
基地内のシャトルバス乗降場は湖東門からほど近い場所にあります。(シャトルバスは西門から入ると思われます)。近くに基地内を巡るシャトルバスの乗降場があるので、移動には便利ですね。
<エア・フェスタ会場→浜松駅> 最終便16:30発 (予定)
徒歩・自転車・原付
浜松基地には4つの入場門がありますが、場所によっては自転車の入場ができませんので注意が必要です。
正門 | 西門 | 湖東門 | 北門 | |
徒歩 | O | O | O | O |
自転車 | O | X | O | O |
原付 | O | X | X | X |
O・・・入場できる / X ・・・入場できない
基地内地図
会場のメインとなるのは北門と湖東門の近くです。正門から北門まではおよそ30分なので、メイン会場近くで下車できる浜松駅からのシャトルバスに乗るのが無難です。
出典:航空自衛隊浜松基地 画像クリックでpdfファイルが開きます。
プログラム
航空祭は朝9時からですが、しょっぱなからT-4やT-400、輸送ヘリなどがバンバン飛んできます。どの基地の航空祭でも一番の盛り上がりはやはりブルーインパルスによる曲技飛行なので、それが予定されている13時半に向け、来場者は増え続けると思われます。
見どころとなりそうな展示は以下のとおり。
F4(11:30~飛行)
戦闘機、通称「ファントム」。漫画「ファントム無頼」で有名な機体。元々はアメリカ産でベトナム戦争時に多数参加しています。当時は空母艦載機(船上で離着陸する戦闘機)でしたが、日本で導入する際に野党から艦載機導入に対する批判を受け、着艦に必要な装備を外した機体を導入。アメリカからライセンス生産権を取得し、三菱が製造。日本独自の改良を何度も繰り返し、現在の正式名称はF-4EJ(改)。この改良の結果、国産の対艦ミサイルを運用するなど対地攻撃能力が向上しています。
F15(地上展示)
通称「イーグル」。航空自衛隊で一番の花形戦闘機。パイロットは「イーグルドライバー」と呼ばれ一目を置かれる存在です。ライセンス生産で三菱が製造。高額な機体のため、世界で採用しているのは5か国。戦争においては一度も撃破されたことがありません。
AH-1S(地上展示)
映画『シン・ゴジラ』で大活躍した戦闘ヘリ・アタッカーワン。陸上自衛隊の装備ですが地上展示で駆けつけています。
ペトリオット
北朝鮮のミサイルで最近注目を集めているミサイル迎撃システム、PAC3(パックスリー)もこれにあたります。本物を直で見てみると意外と小さいことに驚きます。
広報館エアーパーク
航空祭が催される日もエアーパークは開館しています。入場無料。
10月15日(日)に開催されます。
午前9時~午後3時まで。入場無料!
先にエアーパークを見たい人はシャトルバスではなく、普通のバスで行きましょう。
JR浜松駅北口 バスターミナル14番線
「51 せいれい浜松 泉 高丘行き」乗車(約25分)→「泉四丁目」下車徒歩約10分
※地図上の赤矢印は車用なので徒歩の方は無視してください。
注意点・雨天時
- 雨天決行なので雨でも基本的には飛びます。雨よりも雲の高度などに左右され、状況次第でその時どうするか決められますので、雨でも行ってみましょう。ちなみに過去雨天によりブルーインパルスが中止になった際は、パイロットのサイン会が行われたことがあります。
- 会場内では基本的にはどこのポジションでも飛行展示はよく見えます。しかし経験から言うと、VIPや来客専用ブースに近いポジションがより楽しめる傾向があります。
- ブルーインパルスに向かって来場者客は増加します、早めに良いポジションをゲットしましょう。
- 滑走路に座って見上げるように鑑賞するのがどこの基地でも定番です。滑走路はとても綺麗に整備されていますが、気になる人はブルーシートを持っていくと良いです。
- 晴れている場合はとても眩しいのでサングラスは必須です。