出典: TBS 公式ホームページ
2017年1月17日(火)からTBSで放送されているドラマ『カルテット』。現在までに2話まで放送されてますが、あんまり先の見えない雰囲気ドラマに好き嫌いが分かれます。人生のちょっとした下り坂にいる4人が織りなす日常、ワクワクもハラハラもない、燃えるような恋もない、でもなんか気になって見てしまうという絶妙ぶり。
行間を読む
そんなカルテットではたびたび共感できるセリフが出てきますが、2話目で高橋一生さん演じるビオラニスト家森が発した「行間を読む」というセリフがかなりヒット。空気読むことも必要な日本人なら誰でも納得、でも海外の人にはわかりにくい機微をうまいこと表現してました。ネット上でも話題になってるようなのでまとめます。
話題となっているシーンは、家森が気になる女の子とLINEをしているシーン。こんな感じでやり取りしてます。
来週食事に行きませんか?
来週はずっと仕事なんですー
来月の頭はどうですか?
なんか、バタバタしちゃっててー
今度スキー行きませんか?
誰もが脈なしと思うであろうこのやり取りだけど、家森は「脈あるでしょ、ニヤニヤ」。カルテットのメンバーは「脈?どこですか脈?」といじるものの、家森は独自の理論展開でこう攻めます。
好きな人には好きって言わずに会いたいって言うでしょ
会いたい人には会いたいって言わずにごはん行きません?って言うでしょ
別府君、好きだっていう代わりに、チケット1枚余ってるんだって言ったこと無い?
行けたら行くね、はどういう意味?言ったら行くな、行くなら言うな
言葉と気持ちは違うの
こんなのデートじゃないんだからね!っていうのはデートでしょ
絶対怒らないから本当のこと言って、ってホントのこと言ったらめっちゃ怒られるでしょ
それが行間!
また連絡しますね、っていうのは連絡しないでねって意味でしょ
言ってることはすごくわかる。その通りだ。
そしてこの後、気になる女の子からLINEがかえってくる。
またこちらから連絡しますね
行間案件
「別府君、私たぶん結婚する」って言われたんです
それってギョーカンじゃないですか?
行間案件ですね。
「別府君、私の結婚、とめて」
そんなこと言ったらいろんなことが行間案件になってまうわい!って感じですが面白い。そう感じられるのは日本人くらいかと思います。
家森はかなり個性的で、理屈っぽくめんどくさいキャラクター。1話目では、から揚げに何も言わずにレモンをかけたメンバーに対して、ネチネチと反論します。面倒な奴だなーと思うもののなぜか憎めない愛すべきキャラクターです。
そんな家森ですが、第3話でも強烈な個性を見せてくれました!
そして第4話でも行間案件が出てきたっ!
主題歌も話題
椎名林檎が書き下ろした主題歌「おとなの掟」でカルテットの4人が歌っていることから話題になっています。エンディングでながれているやつですね。松たか子さんと満島ひかりさんは歌手でもあるので安定の歌唱力、男性陣はコーラスでハモリを担当してます。
椎名林檎が作っただけあって、ちょっとミステリアスなメロディーラインは後を引きます。