AKB48が世に出てきたのは2005年12月。会いに行けるアイドルとして今も高い人気を維持しているし、メンバーになりたい女の子もたくさんいますよね。それとは反対に、会いに行ける男性アイドルっているのかなーって調べてみたらやっぱりいました、しかも結構前から。知らなかったのは自分だけかっ。
彼らは地下を主な活動区域としており、地下メンズアイドルと呼ばれているそうな。しかも、会いに行けるイケメンとして、はまる女子が急増中だと!?
今回は地下メンズアイドルに対する知識を深めたいと思います。
地下メンズアイドル
現在都内には約50の地下メンズアイドルグループがいる。参加しているイケメンたちは全国各地でスカウトされたり、オーディションを受けて合格したり。ずっと地下にいるより、いつかはメジャーになってやるぞっ!というイケメン君も多数存在している。
イケメンと言えばジャニーズ。でもライブは頻繁にあるわけじゃないし、ファンクラブに入っていてもチケットを取るのはひと苦労。やっとの想いでライブに行っても、何万人、何十万人のうちの1人になってしまう。距離が遠い。
でも、地下メンズアイドルのイケメンたちはすぐそこっ。
毎週のようにあるライブ
新宿区大久保にあるイケメンに会えるカフェ「B-box」では毎週火曜・木曜ライブをやっている。チケットも初回なら1000円。前売り券なら3000円。当日券で3500円と割安。
こちらはB-boxで活躍中のB2takes(ビートゥーテイクス)。
出典 : B-boxホームページ
1990年生まれから1998年生まれのイケメン8人組グループ。確かにジャニーズにも入れそうなイケメンがいるな。
ライブ中は両手にサイリウム(光る棒)を持った女子たちがオタ芸同然の掛け声をかける。会場が小さい分、何度もライブに通っているうちに、ファン同士でも熱い交流が芽生えるらしい。
ライブ終了後のチェキ会
ライブ終了後はグッツ販売はもちろんのこと、イケメンと写真を撮れる撮影会が繰り広げられる。そこで登場するのが「チェキ」。平成生まれの若い子達なら「チェキ?何それ」って言うかと思いきや、まさかの地下で大活躍中。
出典: Amazon
写真は1枚1000円。決して安くはない価格設定だけど、イケメンと手でハートを作ったり、おでことおでこをくっつけあったりと、ラブラブ感を醸し出した写真を撮ることができる。また撮影中はイケメンを独占して会話ができることもあって大人気だ。気に入ったイケメンを見つけたら10枚以上も撮影する女子もちらほらいる。ライブ自体は20時ごろ終了するものの、チェキ会が22時くらいまであるため、開場からチェキ会終了までいるとすると、約5時間ほど楽しめる計算だ。
「別に写真が撮りたいわけじゃなくて、ライブの感想を言いたい。ライブ直後に話ができるってすごいいいと思う」という女子もいる。
地下メンズアイドルを求める女子の恋愛観3ヶ条
とあるニュース番組に出演していた専門家が話していたのには、地下メンズアイドルを求める女心の特徴として、次の3つの恋愛観があげられるという。
1.恋愛軽視
恋愛なんてしても無駄!と言っているわけではなく、恋愛し傷つくのが怖い、というネガティブな思考から、恋愛なんていいよいいよと思う傾向がある。
2.バーチャル恋愛嗜好
傷つきたくない、というのとちょっとかぶるけど、深く踏み込まないまま、恋愛ごっこ(=バーチャル、疑似体験)を楽しみたい嗜好をもつ。ほどよい距離感が大事なんだとか。
3.SNSなどの承認欲求
Facebook や Twitter などでイケメンとの写真を公開し、たくさん「イイね!」がほしい。こういうのは何も女子に限らず、多くの人が他人から認められたい欲求は持っているはず。地下にいるイケメンと写真撮ってきた♪って投稿するとどれくらい「イイね!」が来るんだろ。