愛の方程式、愛に効く数学 by イギリスの数学者ハンナ・フライ

イギリスの数学者ハンナ・フライがTEDに登場し The mathematics of Loveという内容でプレゼンを行いました。彼女のプレゼンによると、無秩序にも思える人間の感情にもあるパターンが存在し男女の愛にも数学的アプローチが可能と述べています。どういうことなのか早速チェックしていきましょう。

理想の相手と結婚する方法

この問題は経済学でも「結婚問題」または「恋愛問題」として議論されており、それによると理想的な相手と結婚する確率を最も高めるには、最初に出会う37%を見送り、次から現れる人のうち最も良いと思う人を選ぶというものです。ただしこの方法にはリスクがあります。

詳細はこっちに書きましたのでご覧ください。

理想の相手と結婚する方法、最初の37%を見送れ
昔はして当たり前だった結婚。最近では結婚しない選択も珍しくなくなってきました。「結婚離れ」なんて言う言葉も使われています。その一方で、婚活市...

離婚を回避する方法

大切なのは会話の要素

ハンナは次のように説明します。

心理学者ジョン・ゴットマンの研究によると、あるカップルが離婚をするかどうかの予測をするうえで非常に大事なのは「会話中の2人がどれだけポジティブか、あるいはネガティブか」ということです。すなわち“夫婦の会話にネガティブな要素が多い場合、そのカップルは離婚へ向かう”ということ。たったこれだけのことでゴットマンの研究チームは90%という高い確率で離婚予測を可能にしています。

そもそも会話がない夫婦は要注意!

離婚率の都道府県ランキング、夫婦円満のカギはお出掛け?
11月22日は「いい夫婦の日」。多くのカップルが入籍届を提出する定番の日にもなっています。ずっと夫婦円満でいたいと誰もが思うもの。しかし実際...

会話をしている夫婦がどう反応するかを予想した数式では、最も重要なのは夫婦が互いにどれだけ影響しあうかということで、ハンナはこれを「ネガティブの閾値」という言葉で表現しています。夫がどこまでの悪さをしたら妻がキレてしまうのか、また逆に妻が何をしたら夫はキレるのか、というような臨界点のことです。

divorce出典 数学者ハンナのTEDにおけるプレゼン資料

ネガティブの閾値は低い方がいい

数学とこの研究グループによって解き明かされたのは、成功しているカップルは「ネガティブの閾値」が低いということ。つまり、些細な事には目をつむり衝突をさけるカップルよりも、互いの不満不平を包み隠さず話し合い改善していくカップルの方が今後の結婚生活をよりポジティブに捉えることができうまくいく、ということです。

結婚後は「片目をつむる」(相手に対する不満をぶつけず受け入れる)ことも大切でしょう。しかしそれよりも大切なのは互いのために改善していこうとういう気持ちです。閾値が低いということは「改善するきっかけ」を作っているに過ぎません。こんな研究もあったんだなと念頭に置いて、自分たちの会話中の態度や機嫌を思い出し改善できそうなところは改善に努めれば、2人はきっとベストカップルになれます。

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