ゴジラは英語にすると GODZILLA。2014年、3部作からなるハリウッド版ゴジラの1部作目が公開されました。2部作目は2019年、3部作目は2020年東京オリンピックの年に公開します。この度、長らくポストが開いていた2部作目の監督が決定!
ここでは前作のハリウッドゴジラを復習しながら2部作目、3部作目を予習していきます。
ハリウッドゴジラ第1弾(1998年)
ハリウッドゴジラ第2弾
⇒1部作 ゴジラ (2014年)
⇒2部作 ゴジラ:キング・オブ・モンスターズ(2019年予定)
⇒3部作 キングコング vs ゴジラ (2020年予定)
(おまけ)キングコング: 髑髏(どくろ)島の巨神 (2017年3月)
ハリウッドゴジラ第1弾、1998年公開
1998年ハリウッド初となるゴジラが公開、「インデペンデンスデイ」などの作品を手掛けたローランド・エメリッヒ監督がメガホンをとっており、「エメゴジ」などと呼ばれています。あんなのゴジラじゃない!と思った方もいると思いますが、米ゴジラファンの間でも酷評され、神々しいゴジラの強さや脅威は見られないことからゴジ(GODZILLA)のGODを消し、ジラ(ZILLA)と呼ばれました。あまりに酷いリメイクだったため、アメリカ映画界の「ゴールデンラズベリー賞」で最低リメイク賞を受賞しています。ちなみに東宝のゴジラとの共通点は泣き声のみとなっています。
ハリウッドゴジラ第2弾、全3部作
1部作目 ゴジラ (2014年)
ハリウッドゴジラ第2弾は全3部作で構成されます。2014年にはゴジラ1が公開。タイトルは「GODZILLA」。ギャレス・エドワーズ監督から「ギャレゴジ」と呼ばれます。ペルム紀という太古の時代の生物という設定で、同じ時代に生息していたムートーと戦い、また、ゴジラなどの巨大生物を調査研究するモナークという秘密機関が登場しました。
ゴジラの出現理由について明言されていませんが、劇中の芹沢博士の言によれば、世界の調和を保つために現れたのではないか、ということです。
ゴジラが他の怪獣と戦うという点では、東宝チャンピオン祭り時代に制作された、ゴジラが様々な怪獣と戦う子供向け映画をハリウッドが大人向けにリメイクしたような作品となっています。ゴジラが熱線を吹くシーンは日米ともに歓声が上がりました。
2部作目 ゴジラ:キング・オブ・モンスターズ (2019年予定)
原題「Godzilla: King of Monsters」。1部作でメガホンをとったギャレス・エドワーズ監督が降板してしまい、2部作目から監督が代わることもあり、最近では制作会社レジェンダリーピクチャーズ(Legendary Pictures)を引用して「レジェゴジ」と呼ばれます。まだ詳細は不明ですが、キングギドラ、モスラ、ラドンなど往年の人気怪獣が登場するなどの情報がリークされ、ファンならずともハリウッドの本気の東宝怪獣総出演に心躍ります。写真はこの2部作目と関係ありませんが、これらの人気怪獣が出てくるはずです。
(2017年1月25日追記) こちら2部作目の監督がマイケル・ドハティに決定!
マイケル・ドハティ監督は、最近では「クランプス 魔物の儀式」(2015年)で監督と脚本を兼任しています。レジェンダリーとの関係も深く、前からドハティが来るか?と囁かれていました。脚本家としての実績は長く、「X-MEN2」や「スーパーマン リターンズ」という大作に関わっているものの、監督の経験は今一つ。今回ハリウッドゴジラ2を大成功させて、監督というキャリアアップなるか。
3部作目 キングコング vs ゴジラ(2020年予定)
2部作目の監督がマイケル・ドハティと決まった今、3部作目も監督として関わるのか気になるところですが、2部作のヒット次第というところでしょう。日本においては、1962年8月11日に公開された「キングコング対ゴジラ」、日本ゴジラシリーズ中では歴代最高の観客動員数を誇る、人気の高い作品です。ハリウッドキングコングは東京オリンピックとともにやってきます。楽しみです!
(おまけ)キングコング: 髑髏(どくろ)島の巨神
2020年まで待てないあなた!3部作目の前日談となる「キングコング: 髑髏(どくろ)島の巨神」が2017年3月25日に公開されますよ!
研究組織モナークも登場し、3部作目でゴジラと戦うのは子のキングコングか?と示唆されます。
3月26日追記、こちらの映画を見てきました。ゴジラへの布石と見れる箇所がいくつかありましたので紹介しています。