理想の相手と結婚する方法、最初の37%を見送れ

昔はして当たり前だった結婚。最近では結婚しない選択も珍しくなくなってきました。「結婚離れ」なんて言う言葉も使われています。その一方で、婚活市場の規模は右肩上がり。テレビ等でも取り上げられていますよね。どうしたらベストなパートナーを選べるのか、林先生の初耳学でも紹介されていた方法をレポートします。

結婚しない理由

若者の「結婚離れ」に対する理由はほとんどが以下のどれかに当てはまります。

  • もう少し貯金してから結婚したい
  • もう少し仕事頑張ってから
  • 理想の相手がいない
  • 独身の方が楽しい
  • 忙しくて結婚どころじゃない
  • 自分の時間が欲しい

確かに若いうちは友達と飲みに行きたいし、趣味の時間も欲しい。仕事も大変だし、結婚資金もまだまだ足りない。今のままで楽しく生活してるし結婚はしなくていっか、と思うかもしれません。しかし将来の独身生活が楽しいとは限りません。

プロジェクション・バイアスとは

出典:teamsprit

経済用語で「今現在の状況を過度に未来に投影してしまい正しく予測することができない心の偏り」のことをプロジェクション・バイアスと言います。暑い日にはオープンカーがよく売れるなど、その時の状況を過度に未来へ投影してしまい正しい判断ができないことを指しています。

つまり、今の独身生活は結婚生活より楽しいはず、今モテてるから来年もモテる、といったようなプロジェクション・バイアスがかかっていると結婚離れが加速します。

ベストパートナーを選ぶ方法

出会いが多ければ多いほど結婚が難しくなる可能性があります。もっといい人がいるのではと思ってしまい妥協できなくなるからです。どうすればこれから出会う候補の中からベストのパートナーを選べるのか、というのは結婚を考えるすべての人に共通のテーマだと思いますが、経済学でも「結婚問題」「秘書問題」と呼ばれており答えが出ています。

前提条件は以下の2点です。

  • 別れたら復縁はできない(前の人はもう選べない)
  • これから出会う人数をあらかじめ想定する

例を挙げながら説明します。

A子さんは現在25歳で35歳までに結婚したいと思っています。1年に1人の男性と出会うとすると、35歳までに10人の男性と出会いますね。最初の3.7人目までは見送りますが、この中から最も理想的だった人を暫定1位とします。そして次から出会う人を暫定1位と比べていいなと思ったらその人と結婚します。そうすると、もっとも高い確率でベストパートナーを選べる、とうことです。

best choise

この方法は2015年12月放送された「林先生が驚く初耳学」でも紹介されていました。1年以内に結婚するぞ!と決めた場合は1年間で出会う人の数を想定すれば見送るべき人数が算出できます。最初の37%で見る目を養い自分の中に基準を設けるんですね。ただしこの方法には次の2つのリスクが存在します。

  • 最初の37%に理想の人がいた場合
    この方法に従えば最初の37%は見送るので、もし理想の相手がこの中にいた場合、次から出会うどの男性とも結婚できなくなってしまいます。
  • 最初の37%がどうしようもなく相性が悪かった場合
    見送るのでいいのですが、暫定1位の基準が低くなりますので、おそらく次に出会った人が一番となってしまうでしょう。

人間の感情は数学のように割り切れるものではないので、まぁこんなものかなと思うかもしれませんが、自然界には実際に最初の37%を見送る方法を採用している魚がいるそうです。

以上、理想の相手と結婚する方法でした!

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