3月3日アカデミー賞の最優秀賞が発表されました!『シン・ゴジラ』が最優秀作品賞をとりましたっ!!
公開前からずっと楽しみにしていて、公開中も8回劇場に通い、まさにシン・ゴジラ一色だった僕の2016年。嬉しいっ!!
ここでは、受賞に際して主演の長谷川博己さんはじめ、監督さんのコメントを書き出しました。また、他の作品で最優秀主演・助演賞に輝いた俳優さんたちののコメントを載せていきますっ!
最優秀作品賞 シン・ゴジラ
我らが『シン・ゴジラ』が最優秀作品賞に輝きました!怪獣映画の受賞は史上初の快挙です!
これに対し、主演を務めた長谷川博己さんは次のようにコメントしています。
こういう怪獣映画で作品賞って今までなかなかなかったんじゃないかと思います。この作品が作品賞を取ったっていうことは何かいいことだったんじゃないかなぁって、勝手に思ってます。
また共演した石原さとみさんは次のようにコメントしています。
この2年間、ゴジラに関わった2年間、胃が痛い毎日だったんですけれど、その日々が今日で終わると思うと、なんかすごくこういう場で終わることができて救われました、本当にうれしいです。ありがとうございました。
そのほか、シン・ゴジラは最優秀監督賞、最優秀美術賞、最優秀照明賞、最優秀撮影賞、最優秀録音賞、最優秀編集賞、計7つの最優秀賞を受賞しました。本当におめでとうございます!
最優秀監督賞 庵野秀明監督・樋口真嗣監督
我らがシン・ゴジラの庵野秀明監督と樋口真嗣監督が受賞しました!!!!!!!
60年前に、怪獣使って映画を作るというようなことを日本で始めた大先輩がいて、そのバトンを僕らがもらったと思っています。そのバトンに恥ずかしくないようなものをもう一度ちゃんと作ってみようと思って、本気でゴジラと向き合ってもっかい作りました。その結果がこういう形になるっていうのは本当に嬉しいと思います。これを一緒に引っ張ってきた、今日は仕事で来てない庵野秀明もほんとに感謝を。ありがとうございます。
最優秀助演女優賞 杉咲花
『湯を沸かすほどの熱い愛』(2016年10月29日公開)の杉咲花さんが受賞しました。若干19歳、153センチの小柄な女の子です。
はぁえーと、、あぁもう本当にありがとうございます。今日が怖すぎて、2週間くらい前から眠れなくて、やっと寝られたと思ったら悪夢とか見て、この日が近づいてくるとなんか肌がぶつぶつざらざらしてきて、すごいもう本当に怖くて。でも、昨日おかあちゃんを演じられた宮沢りえさんにメールして、どうしようっていう風に送ったら、どんな結果であっても得たものは変わらないからっていうメールを頂いて、あぁ本当にそうだなって思って、だから、私は一番幸せなのは、この作品に携わらさせて頂けたことで、でもやっぱり嬉しいです。本当にありがとうございます。
cookdo(クックドゥー)のテレビCMで回鍋肉や麻婆豆腐をほうばるシーンがあることから大食いなのでは?とささやかれていますが、実際のところは普通だそうです。
最優秀助演男優賞 妻夫木聡
最優秀助演男優賞は『怒り』の妻夫木聡さんが受賞しました。妻夫木さんはこれまでも主演男優賞、助演男優賞を受賞しており、アカデミー賞の常連です。
小さいころから何のとりえも無かった自分が、今俳優やっているということが不思議なんですけれども、その俳優でこうやって素敵な賞までもらえるっていう現実が本当に夢のようです。えー、これも綾野剛くんと一緒に作り上げた役であったりして、李監督、李さんが東京はお前に任せたって言ってくれたあの一言は本当に嬉しかったです。終わってからもお前に救われたって言われたのは本当に僕の一生の財産となりました。本当にありがとうございました。
アカデミー賞の常連で、何度も受賞しているとコメントもなくなりそうですがとても上手にコメントしていました。やはりデキる男は違うようです。
最優秀主演女優賞 宮沢りえ
『湯を沸かすほどの熱い愛』の宮沢りえさんが受賞しました!舞台出演のため授賞式には参加されていませんでしたが、おめでとうございます!
最優秀主演男優賞 佐藤浩市
『64ーロクヨンー』の佐藤浩市さんが受賞されました!
えーどうも。あの、久しぶりに大きいほうのやつを頂いたんですけど、こんなに重たかったかなぁ、あれ、これは僕が50も半ばを過ぎて筋力が衰えたから重たいのか、それとも全く別の考えでこの重たさを感じているのか、それはおそらく、当然後者のほうなんですけど。なんかねぇ困っちゃうなぁっていう感じで。本当にまたここに戻ってこれるよう、スタッフ共々、みんなで映画作り、それを続けていこうと思います。本日は本当にありがとうございました。
この人は本当にいい感じに歳を重ねているなぁと思います。ダンディー。
ところでシン・ゴジラはアマゾンプライムで見ることができます。今まで一度もゴジラ映画を見たことがない人も、今までゴジラが大好きな人も、男子女子関係なく楽しめる映画です。